引っ掛け・プッシュアウトを止めたいなら左に振れ



引っ掛けやプッシュアウトでお困りの方、
多いのではないでしょうか?

特に中級者や上級者の方に
この傾向が強くなります

引っ掛けとプッシュアウトで
悩んでいる人が体験レッスンに
来られると
同じことを言います。

普通に振ると引っ掛けが出るので
それをを嫌がってヘッドを
真っすぐ出そうとすると
今度はプッシュが出ていると

ほとんどこのパターンです。

なぜ
引っ掛けやプッシュアウトが
出るのかを考えたいと思います。

トラックマンのデーターでは
クラブパスと
フェースアングル
だけで
大体の曲がり具合がわかります。

引っ掛けとプッシュが多い人は
クラブパスがインから
下ろしすぎています。

クラブパスの
中・上級者のドライバー平均値は
±1.5度位かな~と思います。

アウトから下ろしてフェードを打っている
人もいますし
インから下ろしてドローを
打っている人もいます

しかし
引っ掛けとプッシュで悩んでいる方は

大体
クラブパスが
インから下ろしていすぎています。

ひどい人は
アイアンで
+5度とか+7度の人もいます。

これだけインから下りると
少しでもフェース面が閉じると
フックが強くなります。

7番アイアン引っ掛け



画像のように
クラブパスが5.8度インから下りて
フェース面が-2.9度とします。

この場合
フェーストゥパスが
-8.7度となり

ボールは大きく
左に曲がります。
20ヤード以上曲がるでしょう

左に曲がるのを嫌がって
右に打ち出そうとすると

切り返しで左肩が浮いたり
前傾角度が伸びあがったりして

もっとクラブパスが
インアウトになり
もっと曲がります。

スポーツボックスAIの
3Dデーターで見ると

インパクトで
PELVIS(骨盤)

CHSET(胸)の
で前傾角度が伸びあがったり

その結果
MID‐HAND‐LIFT(手元)
の浮き上がり

インパクトで
腰と胸の回転が
足りなくて
フォロースルーでアウトに
振ってしまいます

目次

どうすればプッシュアウトと引っ掛けは抑えれるのか

止める方法は
左に振り抜くことです。

クラブを左に振るのでななく


なぜ左に振れば
プッシュと引っ掛けが止まるのか?

引っ掛けとプッシュアウト
の原因が
クラブパスが
インから下りすぎている
ということは

フォロースルーにかけて
クラブはアウトに振っている

つまり
インサイドアウトに
振っているからです。

インサイドアウトに
下りている

原因は
いくつかあります。

・切り返しでクラブを寝かそうとしている
・ダウンスイングで右腰が前に出る   
・インパクトで伸びあがっている    
・切り返しで左肩が浮いている     

それらが原因で
インから
下ろしすぎています。

では
フォロースルーで
左振り抜くと
どうなるのか?

左に振ることで
インアウトの軌道が
インアウトイン
になります。

トラックマンで
確認しながら
この練習すると
インアウトの度合いが
軽減されます。






どうやって左に振り抜くのか?

左に振り抜くには
クラブを左に振るのではなく

手元(グリップ)を
左に(インに)振り抜きます。

手元(グリップ)が
インに来ればクラブは
必然的に左に振り抜けます。

インから下りて
インに振り抜くと

インアウトインになります。

上記の画像のように

左に振れれば

前傾角度も維持でき、
インパクトで体も
オープンになります。

インパクトでの伸びあがりも
無くなり

プロのような分厚い
インパクトが再現できます。


もう一つ

意識して欲しい所は
お尻です。

スイング中
お尻の位置を
変えないでください

インパクトでお尻が
前に出てしまうと
伸びがってしまい
グリップを左へ
振れません

インパクトで
お尻の位置を
アドレス時より
後ろにあるのが
理想です。

上画のように

アドレス時よりも
お尻を後ろの突き出す
イメージです。

インパクトでお尻が
前に出なければ

前傾角度がキープされて
インパクトで
手元も浮き上がらず

その結果
勝手にグリップは
左サイドに振れるように
なります。

※注意点があります。

左に振るのはグリップであり
クラブではありません。

クラブを左に振ろうとすると
フェース面を左に
向けてしまったり、
リリースが早くなりすぎて
余計引っ掛けが強くなります。

グリップを左に振ると
言うよりは

前傾角度を維持しながら
グリップを体ごと
左サイドに回転させる
イメージです。

インパクトのイメージは
前回のブログでご紹介した

インパクト時の体の開き方


参考にしてください




この練習を続ければ
引っ掛けやプッシュアウトは
なくなります。

私自身、引っ掛けに苦しんで
同じように練習をしました。
時間はかかりましたが

なぜ?
曲がるのかを気づいてからは

不安も迷いもなく
練習出来ました。

ボールも曲がらなくなり
スコアーも安定してきました。


今は映像で自分を
すぐ確認出来て
トラックマンなどの
弾道測定器もあるので

なぜ引っ掛け出るのかを
客観的に映像と数値を
見ることができます。

感覚で練習するのではなく
必ず映像や数値を見ながら
練習して下さい。

皆様
最短で上手くなってください。







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