トラックマン4、パット計測でわかることPerformance Putting

トラックマンではパットの
計測も可能になりました。

今まではストロークの映像分析が
レッスンをしていました。

それが数値までは追うことが可能になりました。

ここではトラックマンでパター計測出来る
項目と活用方法を
お伝えしたいと思います。

目次

トラックマンでパター計測で見れる数値

パター計測項目

左右打ち出し角
クラブパス
フェースアングル
フェーストゥパス

アタックアングル
スキッド距離
ロールスピード
クラブスピード
スピードドロップ
バックスイング
フォワードスピード
距離
テンポ



のようにいろんな数値が計測出来ます。

全て重要ですが
ここでは
いくつか大事な要素について
書いていきたいと思います。

主に初心者向けです。

トラックマンで見る項目で大切なのは

【打ち出し方向の技術】
【スピード コントロール】
【再現性】

この3つだと思います。

数値はあくまで目安なので

上記の3つ計測しながら

自分の現状での
ストロークやクセを知っておくことが大切。

フェースアングルとクラブパスとフェーストゥパス


この3つの項目は
ショットでも大事な要素で

【打ち出し方向の技術】
に影響します。

簡単に言うと
真っ直ぐ打てているかのかが
わかります。

もっとも重要なのは
フェースアングル
です。

打ち出し方向に
約90%影響を与えると言われています。

まあ単純に
インパクトで
フェースの面が真っ直ぐ向いているか
が重要と言う事です。

その数値がどれだけ
バラつきがあるのかを
調べます。

クラブパス

これはクラブの軌道の事です。
インアウトなのか
アウトインなのか
ターゲットに対して
どの軌道で振っているのかが
わかります。

打ち出し方向にも
少し影響します。

初心者の方は
クラブパスが安定してない人が多いです。

まず自身が
アウトイン・インサイド
どっちの傾向があるのかを
調べてください

フェーストゥパス

これは
フェースアングルクラブパスフェイストゥパス

ボールの曲がりに関係します。
打ち出されてから
どう曲がるのかをわかります。

マイナスならフック回転(左回転)
プラスならスライス回転(右回転)

簡単に説明すると
インパクトでフェース面が0度
クラブパスがアウトイン2度なら
フェーストゥパスが+2度になり

ボールは
真っ直ぐ打ち出されてから
右にスライス回転していきます。

この3つの項目で重要なのは
まず
自身の傾向を調べる事です。

例えば私なら
フェースアングルは少しクローズで
少しアウトインに振る
傾向がありました。

スキッドとロール

この数値は
ボールの転がりに影響します。
【スピードコントロール】

スキッドとは、
ボールが順回転に入る前の状態、

インパクト後の初期段階では、
僅かに地面から浮いており、
これを「スキッド」と表現します。


ロール
とは順回転状態
(オーバースピン)
の事です。

ボールの転がりを安定させるのは
ロール(順回転)の比率を
多くするのが良いとされています。

理想のスキッドとロールの割合は
スキッド15%以下、ロール85% 以上です。



スキッドとロールのバランスは重要ですが、
一貫性のあるストロークを実現する上で、
【スキッド:ロール】
の割合を一定に保つことが特に重要と言えます。


同じストロークをしていても、
スキッドの割合がばらつくと、
距離感も安定せず、
パットの精度に影響を及ぼします。

したがって、
スキッドとロールを一定の割合で
打つことができると、
距離感をコントロールしやすくなります。

この点が、
上手なゴルファーと初心者ゴルファーの
大きな違いと言えるでしょう。


テンポ

【再現性】
テンポとは
バックスイングと
フォワードスピード
(切り返しでボールに当たるまでの時間)
の比率です。

理想は
【2:1】
とされています。

例)
バックスイングで0.6秒
フォワードスピードが0.3秒
これで2:1のテンポになります。

しかしパターが苦手な方は
このテンポのバラつきが大きいです。

基本は振り子運動なので
同じリズムでスピードを変えずに
メトロノームのイメージで
振ると2:1になります。


テンポの悪さは、
グリーン上での
距離コントロールを行う上で致命的になります。


テンポが正しく一貫していると、
パッティング ストロークも安定して、
クラブの管理やコントロールが容易になります。

トラックマンでは
テンポまで完全可視化出来ます。

まとめ


トラックマンでパター計測出来る項目

フェースアングル-クラブパス=フェイス
スキッドとロール
テンポ

パターで重要な要素

【打ち出し方向の技術】
【スピード コントロール】
【再現性】

パターでお悩みの初心者に見て
欲しい項目をお伝えしました。

このほかにも
打点コントロール
入射角
飛び出し角度
フェースローテーション
初速の安定
など
まだまだ沢山あります。

テクニック面やメンタルなど
ホントにパターは奥が深いです。


何回も言いますが
上手くなるには
まずは
自身のデータを調べて数値的に
傾向(クセ)を知ることです。

今度はもっと掘り下げて
書いていきたいと思います。

さていつになるかな~?

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