ゴルフはとても精密なスポーツであり、
その中でもゴルフクラブの設計は
非常に複雑かつ重要です。
今回は
「バウンス角(バンス角)」
に焦点をあてています。
このバンスの小さな角度が、
ソールをどのような効果を発揮するのか、
そして選び方のポイントについて、
この記事では詳しく解説します。
目次
バウンス角(バンス角)の基礎知識
バンス角はゴルフクラブのソールの形状を指します。
これがどのようにゴルフスイングに影響を与えるのか、
その基礎知識を理解することが重要です。
バンス角が影響する利点や、
その概念について詳しく紐解いていきましょう。
バウンス角(バンス角)の角度は
大きいほどソールを滑らせやすく
ダフらせやすくなり
小さいほど
クリーンに打ちやすいです。
バウンス角(バンス角) | ロフト角 | |
9度~10度 | 少ない | 50度~54度 |
11度~12度 | 標準 | 54度~58度 |
13度~14度 | 多い | 58度~60度 |
上記の表は市販されている
ウェッジのロフト角とバウンス角
の目安です。
バウンス角の大きいメリットは
アプローチでふんわりボールを高く上げたい時、
ロブショットや
バンカーショットなどの
地面を滑らせるときに有利です。
バウンスがあると
チャックリや地面に突き刺さる
ミスを軽減されます。
主にグリーン周りで使うので
フルショットには適していません。
バウンス角の小さいメリットは
ボールをクリーンに打ち安く出来ているので
フルショット時では打ちやすいです。
しかし
バンカーショットや高い柔らかいボールを
打つ事には適していません。
ソールが滑ってくれないので
クラブの操作はしずらいです。
状況別
状況別で考えると
バウンス角が大きいと
ラフから打ちやすい
(ボールの下に空間があるから)
バンカーショットで
ボールの下をくぐらせやすい
逆に適していないのは
ベアグランド
(芝が剥げて土の上)
芝が少ない
冬で芝が枯れている
バウンス角の大きいクラブは
地面を滑らせる設計されているので
このような状況では
ボールの下にクラブを入れる
(滑らせる)
スペースがないので
バウンス角が邪魔になり
ソールが地面に跳ね返されて
チャックリやトップのミスが出ます。
★ウェッジ | バウンス角 | ライ別 | 考え方 |
---|---|---|---|
9度~10度 | 少ない | ベアグランド・芝が薄い所 | ボールをクリーンに打つ時・転がす時 ☆ダフってはいけない時に使う |
11度~12度 | 標準 | ラフ・バンカーショット・芝が多い所 | ボールの下にヘッドを入れるスペースがある時 |
12度~14度 | 多い | ラフ・バンカーショット | ロブショット・バンカー専用 基本ダフらせる |
まとめ
上の表に書いている通り
バウンス角(9度~10度)
ライが悪い時は
バウンス角が小さいクラブで打つ
クリーンに打つ
バウンス角(11度~12度)
フェアーウェイからは
バウンス角が標準くらいが
打ちやすい
適度にダフってもいい
バウンス角(13度~15度)
ラフやバンカーは
バウンス角が大きいほど
打ちやすい
基本ダフらせる
ソールを滑らせるイメージで打つ
ロブショットやバンカー
参考にして下さい
ウェッジのクラブ選びと
一緒に見るとウェッジの組み合わせがわかります。
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