アイアンを購入する際、
シャフトの選択は非常に重要です。
間違ったシャフトを選ぶと、
せっかくのクラブがコースで
威力を発揮しない可能性があります。
ここでは、
スチールシャフトに焦点を当て、
フィッティングのポイントを解説します。
目次
スチールシャフトの選び方
ゴルフのシャフト選びは
スイングに大きな影響を与えます。
以下の4つの要素が特に重要です。
重量
硬さ
トルク(ねじれ)
調子(キックポイント)
重量
シャフトの重量は
スイングに大きな影響を与えます。
一般的には、以下のように
メリットデメリットがあります。
- 重いシャフト:
- 軌道が安定しやすい。
- 体を使ってスイングしやすい
- スイングススピードが上がらない
- 軽いシャフト:メリット
- ヘッドスピードが上がりやすい。
- 操作しやすい
- 振り切りやすい
- 手打ちになりやすい
- 軌道が安定しない
があります。
選ぶポイントですが
スイングが安定していない人は
振り切れる
軽めのスチールシャフトが
おすすめです。
軽い方がクラブを操作しやすく
ヘッドスピードも上がります。
初心者のうちは
スイングを安定させることが大事です。
一般的なヘッドスピード
であれば
90g~110gくらい
のスチールシャフトが
いいと思います。
シャフトの硬さ
硬さ(フレックス)
も非常に重要です。
シャフトの硬さは、
スイングスピードやスイングスタイルに
応じて選ぶべき重要な要素です。
一般的なフレックスの種類と
その特徴は以下の通りです。
シャフトのフレックス(硬さ)の特徴
硬さの表記は柔らかいほうから
「R(レギュラー)」
「SR(SとRの中間)」
「S(スティッフ)」
「X(エクストラ)」
となります。
- 硬いシャフト
- メリット: 方向性が良くなる
- ボールが捕まりにくい
- デメリット: 飛距離が出にくい
- 柔らかいシャフト
- メリット: 飛距離が出やすい
- ボールが捕まり易い
- デメリット: 方向性が安定しない
選ぶポイントですが
スイングが安定していない人は
柔らかめのシャフト
がいいです。
柔らかいシャフトの方が
しなりとねじれが大きくなります。
「ヘッドの動きが多くなるので
ヘッドを戻ってきやすい」
しなりと捻じりを感じやすい
「ヘッドの重さを感じやすい」
柔らかいシャフトの方が
ボールを捕まえやすく
芯に当てやすいです。
硬いシャフトは
撓りとねじれが小さくなり
ヘッドの動きも小さくなります。
スイング中にヘッドの動きが小さいので
シャープに振れます。
ヘッドの動きが小さいと
再現性も高くなります。
コチラも参考にしてください
ヘッドスピードを加速する!シャフト選びのポイントドライバー編
調子(キックポイント)について
「調子(キックポイント)」
も重要な要素です。
調子とは、
シャフトのどの部分がしなりの
ポイントになるかを指します。
調子がスイングに与える影響と、
適切なシャフトの選び方に
ついて詳しく解説します。
調子(キックポイント)とは?
調子(キックポイント)は、
シャフトのしなりやすい部分を指し、
以下の3つに分類されます。
- 元調子(手元調子)
- しなりのポイントがシャフトの手元側にあります。
- ボールが捕まりにくい
- 打ち出し角が低くなりやすい
- 中調子
- しなりのポイントがシャフトの中央部にあります。
- 標準的な打ち出し角が得られる。
- 先調子
- しなりのポイントがシャフトの先端側にあります。
- 先端がしなりやすく、ボールの打ち出し角が高くなりやすい。
- ボールを捕まえやすい
調子がスイングに与える影響
調子(キックポイント)は、
クラブのフィーリングや
スイングに直接影響を与えます。
以下に、
調子の違いによる具体的な影響を示します。
調子 | 特徴 | おすすめのゴルファー |
---|---|---|
元調子 | 手元がしなり、しなりは感じにくい | 球が捕まりすぎる人、ボールがフケ上がる人 |
中調子 | バランスが良く、クセがない | スイングにクセがない人 |
先調子 | 先端がしなり、しなりが感じやすい | 球が捕まりにくい人、ボールが上がらない人、ヘッドスピードが遅い人 |
トルク(ねじれ)について
トルクは、シャフトが
どれだけねじれるかを示す指標です。
トルク値が高いほど
シャフトは柔らかく感じられ、
ねじれやすくなります。
逆に、
トルク値が低いほど
シャフトは硬く感じられ、
ねじれにくくなります。
トルクがアイアンシャフトに与える影響
- フィーリング
- 高トルクシャフト: 柔らかく感じ、スイング中のしなりを感じやすい。
- 低トルクシャフト: 硬く感じ、しっかりしたフィーリングが得られる。
- 方向性
- 高トルクシャフト: フェースの開閉が多く、ボールが捕まりやすい。
- 低トルクシャフト: フェースの開閉が少なく、ボールが捕まりにくい。
- 飛距離
- 高トルクシャフト: ヘッドの戻りが大きく、飛距離が伸びやすい。
- 低トルクシャフト: ヘッドの戻りが小さく、コントロールしやすい
トルクの選び方
トルク値を選ぶ際には、
以下のポイントを参考にしてください。
ボールが捕まらない人は
高トルクのシャフトがいいです。
ボールが捕まらない人
- 高トルクのシャフトが適しています。ねじり戻りが大きくなるため、
ボールが捕まりやすくなります。
ボールが捕まりすぎる人や、ボールがフケ上がる人
- 低トルクのシャフトが適しています。ねじり戻りが少ないため、
ボールのコントロールがしやすくなります。
まとめ
シャフト選びは
4つが重要
重量
硬さ
トルク(ねじれ)
調子(キックポイント
シャフト選びはゴルフのパフォーマンスに
大きな影響を与えます。
自分のスイングスピードやスキルレベルに
合わせて適切なシャフトを選ぶことで、
スコアアップや飛距離向上が期待できます。
フィッティングを通じて、
最適なシャフトを選び、
自分に最適なシャフトを見つけてください。
ゴルフのパフォーマンスを向上させましょう!
上記を踏まえて
次回はシャフトの
scatter diagram
(分布図)
を見ながら具体的な
シャフト選びを
お伝えてしたいと思います。
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